2023年3月の教材


| 作品名 |
作者名 |
サイズ |
| 花の王 |
矢野伸明
(本部) |
式紙 |
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①厚紙 ピンクと白の折染め
②厚紙 白の5.5匁
③厚紙 濃い緑の濃淡折染め
④厚紙 濃い灰緑の濃淡折染め
⑤厚紙 濃い紫の濃淡折染め
⑥厚紙 黄色の無地
⑦薄紙 濃いピンクと淡いピンクの折染め
⑧薄紙 赤と暗い赤の折染め
⑨落水紙 黄色の無地
式紙
クリーム地灰緑吹付け
『高貴でも時節の菰は着る牡丹』
どんなことでも苦しい時を乗り越えなければ成功につながらない、という意味。
牡丹は、鮮やかな大輪の花を咲かせ「百花の王」や「富貴花」とも呼ばれます。
その牡丹であっても見事で美しい花を咲かせるためには、
菰を巻き付けて冬の厳しい寒さに耐え、春を待つのです。
【注意点】
※花弁に使用する①の和紙は、色が透けてしまうため②を下貼りにし、
その上に花の紙を貼っていきます。葉や茎は花を仕上げてから貼ります。
※花弁の型取りに関しては、ご家庭にある赤やピンク系の
色鉛筆を使用すると輪郭線が目立たなくなり自然な仕上がりになります。
花→奥の葉→茎→手前の葉の順で貼ります。
【下準備】
②で型紙(花全体)を写し取ります。
その際、中の花弁の線も描きこみます。

【花芯】
(A)部分に⑦の濃いピンクを二重に貼ります。
色の濃さが足りない場合はちぎって足します。
⑨で花芯の土台を貼ります。
その上に⑧の濃い部分を丸く貼り、⑧の赤部分を一回り大きく取って重ねます。
花芯は⑥を鉄筆のおしりでちぎり、半分に折り、細長くして貼ります。
【外側の花弁】
※図1の(ア)~(コ)の順に貼ります。
①の染め分けを利用し、花弁を丁寧に貼っていきます。
隣り合う花弁の濃淡に注意しましょう(花弁の取り方は図2を参照してください。)
鉄筆でなぞる際、花弁の先端は軽く当てて水切り。
翻っている部分はしっかりと当て、メリハリをつけてください。
花弁を貼りながら⑦で陰をつけます。
花弁の先端に向けて毛羽を整えて貼りましょう。
【内側の花弁】
※図1の(サ)~(ツ)の順に貼ります。
発色を良くするために②を下貼りし、中心に近いほうから一枚ずつ貼ります。
②は鉄筆で花弁先端のギザギザした雰囲気を出します。
上から①を貼ります。花弁の曲がった背中部分は鉄筆で取り、
先端は水切りします。グラデーションを利用して丸みをつけます。
花弁を貼りながら、⑦で陰をつけます。
花弁が重なる部分は、主に⑦の淡いピンクで色付けし、
濃いピンクで調整します。⑧の赤部分をほんの少し使うと花が引き締まります。
【葉・茎】
奥の葉
③で取ります(軽く鉄筆を当て、水切りします)
花弁のアウトラインに沿って鉄筆や水切りで不用な
和紙を取り除き、はめ込みます。
茎
⑤の濃い紫で取り、指にのりをつけて曲げて貼ります。
メインの太い茎は花の中心に向かうように注意します。
若い茎は淡い紫で貼ります。
手前の葉
④で取ります。染め分けを利用して立体感を出します。
【仕上げ】
葉の先端に⑦のピンク部分を少し貼ります。
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この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。