2004年7月の教材


作品名 | 作者名 | サイズ |
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紅蜀葵(もみじあおい) | 白神美幸 (児島サークル) |
SM |
黄色い花を付けるのは黄蜀葵で、トロロアオイのこと。根っこから和紙を漉くとき必要な「ネリ」が採れます。これにたいして、紅い花を付けるのがこれ、モミジアオイとも言います。葉がモミジ葉に似ているからでしょう。 バックの紙は、因州青谷のもみむら染め。このまま使えます。 補充の色として、土佐折染めオレンジ系うす典具。 花は、主役は佐治紙。左右の花は青谷うす口で、この厚さと光沢のある質感がまた趣のある因州紙です。補充として赤極薄紙。 花は出来るだけ手でちぎって、ほんの一部だけハサミや鉄筆を使います。 葉、蕾、茎はそれぞれ因州の厚紙や極薄紙を、配色を考えながら。これは鉄筆やハサミで。 花心は雲龍紙の繊維で。主役の花には、土佐うす典具のオレンジを加える。あとは白の楮紙(5.5匁)を細かくハサミで切って置く。 紅蜀葵 肱まだとがり 乙女達 (中村草田男) (純) |
この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。