2002年8月の教材


| 作品名 | 作者名 | サイズ |
|---|---|---|
| ゆうゆう | 石井国江 (岡山県庁同好会) |
式紙 |
| 水中を涼しそうに游々と泳ぐ熱帯魚を描きましょう。カラフルな装いのお洒落さんですね。 型写し紙(白大判)で、2匹の型を写します。土佐顔料吹き付け染めの上に乗せて、染めの適当なところを鉄筆で切り取ります。 また、大きな魚の方の口の周囲(紫青の輪郭線のような部分)も、この写し紙を利用されると便利です。 必要な部分のみ紫青の厚紙で。 貼る順序は紫青厚紙、白写し紙、顔料吹き付け染めです。 胴の2本の縞は、同系色の極薄紙を型写し紙として利用してください。 水草は因州青谷水玉紙。 泡ぶくは、美濃渦巻き落水紙。 この模様用の金型は現在廃判となり、型作りの職人さんもいらっしゃらないとのこと。 そのため急遽、三重県の「伊勢の型紙」で同じ模様を切り抜いていただき、これを型として、この渦巻き模様の紙を落水紙の技法で漉いていただきました。 「伊勢型紙」について 主に友禅、小紋などの文様を着物の生地に染めるのに用いる型紙のことで、三重県鈴鹿市が誇る千年余の伝統産業です。人間国宝の方もいらっしゃいます。 型地紙は美濃紙を用い、その原料は高知産の楮とのこと。 3枚の和紙を目に従ってタテ、ヨコ、タテと板に柿渋で貼り合わせ、保湿したまま2,3日寝かせ、その後、燻煙室で1週間燻し、もう一度柿渋に浸し、少し寝かせてから天日乾燥、また室に入れて1週間ほど燻す。その後6~12ヶ月後に製品として出荷される。 近年は染色用具以外にも、美術工芸品、インテリアとして普及しています。 (純) |
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この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。