2020年12月の教材
作品名 |
作者名 |
サイズ |
北国の春 |
奥山睦子
(山形県)
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式紙 |
残雪の残る鳥海山を描いた作品です。
大胆かつ力強いタッチで重厚に描かれています。
空や山の青さの中に雪の白さが映え、コントラストが美しいです。
【使用和紙】
①青系グラデーション染め厚紙
②白の典具帖
③白の厚紙
④水色の無地薄紙
⑤黄緑の無地薄紙(⑯より大きい)
⑥青系雪しずく染めうす紙
⑦濃い水色系折染めうす紙
⑧暗い緑系雪しずく染めうす紙
⑨薄茶とオレンジの折染め厚紙
⑩緑系雪しずく染め厚紙
⑪茶と山吹色の折染め厚紙
⑫緑系雪しずく染めうす紙
⑬淡いオレンジと薄黄緑のむら染めうす紙
⑭明るい緑の無地うす紙
⑮青の無地うす紙
⑯黄緑の無地うす紙(⑤より小さい)
【下準備】
地平線や山等を軽く下描きしておきます。
【空】
山は式紙の地の色を使うので、
①を山の稜線のやや下側に沿って貼ります。
【山】
②③で雪を貼ります。上から④⑤⑥⑦で色付けします。
雪の上にも青系の薄紙をかけます。
【森と建物】
山の前にある森は⑧です。明るい木は⑬⑯、
建物は③と⑨の薄茶部分を使います。
【草地】
⑩を細くちぎって貼り、上から④⑩⑫⑭を貼ります。
【地面】
⑨と⑪をおおまかに貼り、上から④⑥⑧⑩⑫⑬⑭⑮⑯を貼ります。
色々な紙を貼り重ねることによって重厚感のある絵になります。
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この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。