2020年1月の教材

 

作品名 作者名 サイズ
桜富士2020 鈴木照子
(宮城県)
式紙

シックな無彩色の背景に映える富士と桜吹雪が、
なんとも上品な作品です。日本画のような雰囲気で、
縁起の良い題材であり、これから春に向けてぴったりです。

【使用和紙】
①白の厚紙
②青系の雪しずく染め薄紙
③白の薄紙2種
 (特大判の極薄紙と小判の超々極薄紙)
④淡い青紫と水色の折染め薄紙
⑤水色の無地薄紙
⑥ピンクの無地大穴落水紙
⑦淡い桜色の無地大穴落水紙
⑧サーモンピンクの春雨落水紙
⑨サーモンピンクの折染め薄紙
⑩濃いピンク系吹付け染めの大穴落水紙
計11枚
 
【 山 】
①を山の形に下貼りします。山裾の長さは、
上から貼る②より 短めくらいです。
底辺は鉄筆で切ると雲海と馴染まないので、
手でちぎります。(ちぎりにくい場合は水切りします。)
下貼りした山に合わせて②を貼っていきます。
山の左右の稜線を先に貼り、中央に向かって貼っていくといいでしょう。
染めの流れの方向に長くちぎり、片側は折ったり、
折らないでちぎったそのままを貼ったりします。
あまり細くちぎると雪しずくの染めが潰れてしまうので、
気を付けましょう。
山が貼れたら①で頂上の雪を貼ります。
③を使い、雪と山肌の境界をぼかします。
⑨で雪に色を入れます。
 
【雲海】
①や③を細くちぎり、②の色(稜線の下の端)をぼかしていく
ように貼っていきます。
うに貼っていきます。画面下方は式紙の色をそのまま残します。
陰に④⑤をいれます。
所々⑨を入れていきます。
 
【 桜 】
⑥⑦⑧⑨を使い桜の花を貼ります。落水紙の穴が潰れない様に
重ね貼りはせず、さらっと貼りましょう。
⑥⑦⑩をハサミで細かく刻み、散らします。

2025年2月:季節の復活教材(オリジナル版とは入っている和紙や式紙が変更になる場合があります。)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。