2019年12月の教材

 

作品名 作者名 サイズ
春蘭 岡野由利子
(岡山県)
式紙

春の山野に可憐に咲くお花です。蘭という花のイメージからすれば控ええ目な佇まいですが、
可愛らしく可憐な雰囲気から古くから多くの人に愛されています。
待ち遠しい春を感じる作品です。

【使用和紙】
①紫と緑の絞り染め厚紙
②ベージュの無地典具帖紙
③淡い紫とベージュの折染め薄紙
④青緑の無地典具帖紙
⑤明るい黄緑の無地典具帖紙
⑥ベージュの無地厚紙
⑦黄緑系折染め厚紙
⑧ピンクと白の絞り染め厚紙
計8枚
 
【下準備】
葉や花、地面の位置を決めておきます。
地面に②をちぎります。
 
【茎と葉】
メインになる花の茎を⑥で細くとります。
所々についている薄い膜(鱗片)の位置に印をつけておきます。
右側の茎は、下に葉を貼るので、のりは下半分にだけつけて貼ります。
まず④を鉄筆で切り、毛羽を綺麗に整えて貼ります。
鉄筆はできるだけ寝かせて使うと引っ掛かりません。
貼り終えたら先に貼っておいた⑥の紙を上までのりをつけしっかりと貼ります。
他の葉は①を鉄筆で切ります。
長い葉から貼っていくとバランスが取りやすいです。上に⑤を所々にかけます。
茎の鱗片を③で貼ります。
上から⑤で色を整えていきます。地面にも③をちぎって雰囲気をだします。
 
【花】
3つの部分で構成されています。
プロペラのような3枚の萼片。
その萼片とほぼ同形、同色の側花片。
そして紫の斑点のあるピンクの唇弁。
⑦で萼片をちぎり、④で陰をつけます。
唇弁は⑧をちぎり、①の紫色を鉄筆の先で点をつけます。
その上にある側花弁は⑦の明るい色のところをちぎります。

 

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。