2018年10月の教材
作品名 |
作者名 |
サイズ |
秋果 |
松竹千穂
(長崎県) |
式紙 |
秋らしい柿の実りの作品です。今回、薄紙が多めに入っています。
光の自然な当たり方の表現に挑戦してみましょう。
○式紙・・・斑入り【緑】
○和紙・・・厚紙4種、薄紙8、雲竜1、合計13種類。
(下 図)枝などの位置を描きます。
※基本的には枝の位置を決めると葉や実の位置も
決めやすくなりますが、
それぞれが重なっている部分が多くあるので、
葉や実はあらかじめ切り出して置き、
貼る順番を確認できるように
準備しておきしましょう。
( 枝 )茶色の絞り染めを細くちぎり貼ります。
その上から、茶色系の薄紙3種を
ちぎり貼り色を整えます。
( 葉 )緑系の厚紙2種をちぎり、線香で焼いて貼ります。
葉脈は、黄緑の新雲竜の繊維を細くちぎり貼ります。
その上から、緑と黄緑の染め分け超々極うす紙や
茶色系の薄紙3種をちぎり貼り色を整えます。
(柿の実)朱とオレンジの厚紙を鉄筆で切り貼ります。
その上に、オレンジ系の薄紙3種をちぎり貼り色を
整えます。
仕上げに、光沢部分に白とグレーの染め分け
超々極うす紙をちぎり貼ります。
影の部分は、茶色系の薄紙3種をちぎり貼ります。
ヘタは、緑の三角染め厚紙をちぎり貼ります。
(立花)
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この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。