2018年6月の教材
作品名 |
作者名 |
サイズ |
夏の詩 |
飯田香久子
(神奈川県) |
式紙 |
南国のハイビスカスとビーチをモチーフにした、夏らしいさわやかな作品です。
青と黄色の美しい色の対比を狙っています。
(式 紙) 角窓外【青】
(和 紙) 厚紙7種、薄紙6種、計13種類。
(下 図) 水平線と花の位置の目安を描きます。
( 空 ) 青系の極うす紙2種のうち、色の淡い方を使用し、水平線側に薄い色がくるようにちぎり貼ります。
(砂 浜) ベージュの極うす紙をちぎり貼ります。
( 海 ) 青系の極うす紙2種のうち、色の濃い方を二つに折り、折った部分が水平線になるように配置します。
この際、砂浜付近は色が薄くなるように、二つに折った紙をちぎり、重なり具合を調整します。
水平線の位置と砂浜の波打ち際の位置を確認し貼ります。
波打ち際は青のぼかし染め極うす紙2種の白の部分を重ねて貼り色を調整します。
※葉と花は下の色が透けないように白5.5匁を下貼りに使いましょう。
( 葉 ) 緑の厚紙と白5.5匁をちぎり重ね貼ります。
( 花 ) 黄色の厚紙2種のうち、大判の絞入りぼかし染め5.5匁と白5.5匁をちぎり重ねて貼ります。
その上から、赤紫のぼかし染め超々極うす紙とピンクのぼかし染め超々極うす紙、
黄色とオレンジの染め分け超々極うす紙を重ねて貼り花の色を整えます。
花柱は、黄色の厚紙2種のうち、小判のぼかし染め厚紙を細長くちぎり貼ります。
柱頭は、花柱の先端に黄色とオレンジの染め分け超々極うす紙をちぎり貼り、その上に、
白5.5匁と茶色5.5匁を細かくハサミで切り貼ります。
(背 景)【パラソル】
影部分に赤紫のぼかし染め超々極うす紙の暗い部分と黄色とオレンジの
染め分け超々極うす紙を重ね貼ります。
生地の部分は、白の10匁と青の5.5匁を鉄筆で切り貼ります。
支柱は、茶色の5.5匁を鉄筆やはさみで細く切り貼ります。
【ヨット】
白の10匁をハサミで切り貼ります。その上に、ピンクのぼかし染め超々極うす紙を重ねて貼ります。
(立花)
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この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。