2017年1月の教材

作品名 作者名 サイズ
双鶴 矢野伸明
（本部）		 式紙

教材初の鶴。新年の挨拶、結婚祝いなど、贈り物にいかがでしょうか。きっと喜ばれると思いますよ。
○式紙・・・箔吹付け（緑灰色系）
○和紙・・・厚紙4種、中厚紙2種、薄紙3種、檀紙1種、合計10種。

下準備
・鶴の位置に目印をつけておく。
・〈白〉5.5匁に鶴全体を写し切り、先ほどの目印の位置に貼る。
※二羽連なって写し切る事により、鶴の位置がきちんと合います。

雪
〈白〉手漉き典具帖紙をまず下貼りします。その余りの和紙と〈白〉中厚手漉き典具帖紙、〈白〉10匁、檀紙をちぎり重ね貼る。

尾
根本側に〈黒〉中厚手漉き典具帖紙を少し短めにちぎり貼り、〈黒〉手漉き典具帖紙をちぎり重ね貼り、ハケで整える。

体（くちばし、脚を除く）
〈白〉10匁をちぎり、尾から胸へ、胸から頭へ順々に重ね貼る。

首
〈黒〉手漉き典具帖紙をちぎり重ね貼り、ハケで整える。

頭
〈赤〉顔料染め紙をちぎり重ね貼る。

くちばし
〈黄〉顔料染め紙をハサミで細かく切り貼る。

脚
〈黒〉中厚手漉き典具帖紙をハサミで細かく切り貼る。
※えんぴつで写し、切り取る方が簡単です。

息
〈白〉超々極薄紙をちぎり貼る。


（高見）
この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。