2015年2月の教材
作品名 | 作者名 | サイズ |
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山路来て | 山本節子 (大阪府) |
SM |
山道や野辺の道で、また街角で出会う石仏たち。この国だけでも、どれほどの数があることでしょう。昔から人々のせつないまでの祈りや願いを一心に受け止めて、石仏たちはいつも静かに佇んでいます。 1)下図・・・主なポイントになる線や位置を描く。下色に(イ)(ロ)を貼る。 2)(イ)のピンクの部分(林の奥)・・・厚紙絞り染めの淡いところを選んで細く何本か切り、樹の幹を貼る。その上に一枚、濃い方の灰緑系雪しずく染めを重ねる。葉はこの色や無地灰緑で。 3)(ロ)の右の方の暗がりを貼る。下色は濃い緑、青緑無地2種と、濃い方のこげ茶系雪しずく染め、雅染め(濃い方で)など。 4)お地蔵さん・・・白5.5匁で光背の形に切って貼り、その上にお地蔵さんの形に切ったものを貼る。雅染め2種を小さくちぎって、陰影や石の地肌を出していく。色の調節には、茶系雪しずく染め2種と、茶と鉄紺2色折染めなども使う。ハイライトは白5.5匁や白超々極薄紙。赤いよだれかけを貼って出来上がり。 5)草むら、木立の葉、木もれ日、路などを仕上げる。 (純子) |