2006年2月の教材


作品名 | 作者名 | サイズ |
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里山の春 | 縄田道代 (山口サークル) |
4F式紙 |
○バックの森 主に濃い紫系6種(特大判土佐機械漉き薄典具1種。同色の土佐手漉き典具帖むら染め1種。因州青谷機械漉き極薄紙4種)。 薄典具を水切りして貼る。残るこの紙も含めて、バックの上部から下部へ樹の形にちぎりながら、淡い色から濃い色へと貼っていく。 (途中で、例えば一番上部の樹の列の下の方に、淡いピンクや薄紫の典具帖を貼ったり、中程の樹のところどころに雅染めを貼ったりすると、ちょうど桜の木があるような感じになります。) ○草地(畑)と道 黄緑系極薄紙2種。淡い方で、道以外に水切りして先ず貼る。道は雅染め2種。 草地(畑)は濃い黄緑と、はじめの淡い黄緑をちぎって貼っていく。段差などの陰の色は、一番淡い紫の超極薄紙と、薄紫とグレーの2色折染め薄典具です。 ○桜の樹 幹と枝は2色折染め雲龍紙で。 花は先ず白大穴落水紙をちぎって貼り、その上に典具帖雅染めや淡いピンクや薄紫の典具帖をちぎって貼っていく。バックに使用の紫系むら染め典具帖や、草地に使用の淡い紫の超極薄紙も、花のボリュームを表現するために少し使って下さい。 桜の花の紙は、土佐典具帖の浜田家三世代のものを使用しています。今回はじめて、洋直さんの弟、治さんの大穴落水紙も参加しました。 (純) |
この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。