2005年11月の教材
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作品名 | 作者名 | サイズ |
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木の子 | 綾目哲子 (福山サークル) |
式紙 |
淡いトーンで、薄葉和紙を貼り重ねていくという技法を、この作品で勉強しましょう。 この技法を会得すれば、もっともっとちぎり絵表現の世界が広がっていきます。 作者のお庭で採れた平茸の赤ちゃんがモチーフです。 ○まず下絵を直接描く代わりに、ベージュ先染め土佐典具帖で形を写します。全体の輪郭線と細部を、グレー鉛筆で(あまり強くしないで、見える程度に軽く、ヒダの線は不要)。さらに白鉛筆で全体の輪郭線を描く。鉄筆で、全体の形を切っていく。 (この時、白鉛筆も使った意味が分かりますね。) ○式紙に貼って、あとはグレーの線を目印に、パート、パートを貼っていけばいいのです。 傘は、焦げ茶系むら染め土佐典具帖。手本の傘をひとつずつ写して(白鉛筆でね!)、鉄筆で切って、それぞれの所に貼る。ヒダの線は、たてすだれ落水紙の線を利用。適当な太さに切って使って下さい。極薄紙で調子を付けていきましょう。 (純) |
この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。