2005年11月の教材
作品名 | 作者名 | サイズ |
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干支・戌 | 和仁直子 (岡山サークル) |
式紙 |
○型紙を作る トレーシングペイパーに、子犬全体と胴の部分が効率的に入るように考えておく。 子犬全体の輪郭線、耳、あご、足などをグレー鉛筆で描く。シッポは不要です。 子犬全体の型をハサミで切る。 式紙に置いて、グレー鉛筆で淡くなぞって位置決めをしておく。 (もし、作品を数点制作される方は、その数だけこの段階の作業をして置いてください。) 各パーツに切り離す。 胴体部分は分かりにくいので、足で隠れた部分も推測して、新たに胴の型紙を作る。 ○貼り方 因州もみ絞り染め2種。色のにじみ方を変えてあります。耳、足はベタに色の入った方で、顔と胴は、縞状に色が入った方で。それぞれ、いちばんいい色の所に型紙を置いて、白鉛筆でなぞります。鉄筆を軽く当て、水切りします。 首(顔と胴の境目)、胴と足の境目には、焦げ茶薄典具で陰をつけます。 ほほ、おでこ、胸、足の上方には、ベージュ濃淡折染め典具帖で、明るさを出します。 おっと、シッポをお忘れなく。ちぎって下さい。 ○目鼻口 目は、白・青・黒という順に、丸い形を切って貼っていきます。 鼻は鉄筆、口はハサミで。口のカーブによって、いろんな表情になりますよ。 最後に白い光を、鉄筆の先端で入れましょう。 さて、この子犬の瞳には、これからどんな世界が映っていくのでしょうか…… (純) |
この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。