2005年10月の教材

 

作品名 作者名 サイズ
秋のソナタ 新岡ミツ
(あかしやサークル)
式紙

○バック
因州もみむら染め。一枚一枚が大変な手間と工程を経て生まれたものです。また、偶然性の多い発色の染めでもあります。教材に入?いる「この一枚」との出合いを大切にして下さい。
○葉
厚紙系は、因州折染め3種。全部機械漉きです。
黄色系は、とても方向性の強いちぎれ方をします。
茶系2種は、曲線的にちぎれます。
それぞれの特性を活かして下さい。要所にハサミを入れるのもいいですね。虫食いは線香で焼きます。
薄葉紙系は、赤と黒の折染めとオレンジ系むら染めの2種で、超極薄紙。赤と濃緑の細折染め極薄紙。そして三彩染めです。味わい深い色に染め上がりました。
(黒は、バックの補充の色として使って下さい。)
○枝、軸、葉脈
雲龍紙2種。繊維を抜いたり、そのままハサミで細く切ったり。茶系極薄紙(小判)を葉の元に少々。
○ナナカマドの実
因州佐治赤濃淡折染め。これは三椏が原料です。(ちなみに、これ以外は全て楮です。)
周辺に散らばる実は、葉に使った赤で。
○霜
白春雨落水紙でどうぞ。ぐっと秋が深まった感じになりますね。
あなたの「秋のソナタ」を奏でて下さい。
(純)

 

2024年10月:季節の復活教材(オリジナル版とは入っている和紙や式紙が変更になる場合があります。)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。