2005年3月の教材


作品名 | 作者名 | サイズ |
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チューリップ | 堀 えみ子 (岡山サークル) |
4F式紙 |
大きな画面に伸び伸びと描きましょう。バックにはモチーフの色すべてが入っていますから、全体の色合いがよくまとまっています。 ○花-- 佐治紙2種。薄い紙は因州超極薄紙2種と、土佐薄典具(機械漉き)1種。それに黄緑濃淡折染め極薄紙1種。中央は濃いピンクの佐治紙で、右二つと左ひとつは淡いピンクの佐治紙を主に、その上に薄い紙をかけていきます。左から二番目の開きかけの花は、厚紙を使わないで薄紙のみで。 花を描くとき、厚い紙の上に薄い紙をかける場合、厚い紙の外へはみ出るようにかけていくのがひとつのポイント。硬い輪郭線を和らげて、空気感を出すためのテクニックで、他の花や風景・人物を描くときに応用してください。 ○葉-- 佐治紙2種。青谷紙1種。土佐典具帖1種。他に極薄紙3種。基本的には手でちぎって、必要なところのみ鉄筆、ハサミで。 ○茎-- 鉄筆で。スッキリと美しい線と動きを出します。花の中心軸とずれないように注意してください。 (純) |
この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。