2003年7月の教材


作品名 | 作者名 | サイズ |
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夏の海辺 | 平井功子 (岡山サークル) |
SM |
太陽に輝く和歌山の海、千畳敷の岩が見えます。 ブルー系濃淡の折染めかげろう3種(大判1種、長方形2種)が、海・空・山の色で、その使い方の一例を紹介します。 ○空と山----長方形の、特に鮮やかで明るい濃淡折染めで。淡い方が空、濃い方が山で、山は全部一緒に鉄筆で切ってもいいです。 ○海----大判の濃い方が遠く、淡い方が手前で、水平線から砂浜の水際まで一枚貼る。山も海も、上記の残りの色と、もう1種のかげろうとで、さらに調子をつけていく。 ○岩----岩の段差を考えながら、たて絞り染めをちぎって貼っていく。白っぽい色を多く使うと、光の当たった明るい岩場になります。 ○砂浜----典具帖顔料吹き付け染めで。 以上、おおまかな色付けのあと、茶系折染めかげろう4種は主に岩場に。紫やピンク、白のかげろう5種は岩場や海・砂浜に。紫は遠景の山にもちょっぴり。白春雨落水紙2種は波しぶきに。美濃すだれ白落水紙は水平線と街並みに、ハサミで切って。この紙は極めて簡単にその効果が出る、便利な紙ですね。 (純) |
この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。