2002年12月の教材


作品名 | 作者名 | サイズ |
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少女・冬 | 和仁直子 (岡山サークル) |
式紙 |
少女シリーズ第三弾です。「少女(春)」「少女・秋」いずれも好評をいただきました。 この作品は美濃落水紙の「花麻」を使います。教材には初めて使う紙です。 印刷は少し赤みが強く、ブロンドの髪が赤毛(?)になっています。 まず白の極薄紙で全体を写し(マフラーも含めて)、鉄筆で切ります。(超極薄紙の白は、あとで毛糸の色の調整に使って下さい。) グレーの鉛筆で詳しく、さらに一番外側の輪郭線は白の鉛筆も加えると、ゴム板に載せて切るときよく見えますよ。 ○顔 見えている部分のみ、肌色の典具帖で写し、白い厚紙とともに鉄筆で切る。ほっぺには淡いピンクをのせる。 ○髪と目 茶系濃淡落水紙で、見えている部分に。 ○帽子と服 全体のボリューム、陰影を考えながら、紫系濃淡むら染めを主に、さらに青や、特に暗い部分にはこの二色を重ねて貼っておく。 白の花麻レース落水紙を、帽子や服の形に合わせて適当にちぎったものを貼りあわせ重ねていく。 特に帽子の折り返し、腕は白を強くする。必要に応じて上記の陰影に使った色も加える。 さらに、クリーム色と桜ねず色の折染めや、ピンク系濃淡折染めも、帽子の後頭部辺り、ポンポンの陰に使う。 ○マフラーと手袋 佐治紙ピンク折染め。これも白の極薄紙で写して共に切ると楽です。 ○雪 檀紙も含めて、白い紙全部を使って下さい。 (純) |
この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。