2019年10月の教材

作品名 作者名 サイズ
宮島 矢野伸明
(本部)
式紙

日本三景のひとつ、宮島厳島神社の荘厳な大鳥居をメインに、
凪いだ水面と柔らかなオレンジの光が神秘的な作品です。

【和紙】
厚紙4種
薄紙9種(典具帖2種)計13種

@オレンジ系 雪しずく染極薄紙(大判)
Aオレンジ系 雪しずく染極薄紙(小判)
B赤系 雪しずく染極薄紙
C青・濃紫 雪しずく染極薄紙
D青〜水色 折染め極薄紙
E水色無地 極薄紙(大判)
F水色無地 極薄紙(小判)※EとFは同じ紙
G赤〜ボルドー 折染め厚紙
H青紫〜うす紫 折染め厚紙
I濃紺無地 厚紙
J3匁白
K黄色・薄オレンジ 手漉き典具帖
L橙無地 手漉き典具帖


 

【下準備(位置決め)】 
先ず、(ウ)(画面半分より少し上あたり)の位置を決めます。
それを横に3分割し(ア)と(イ)の位置を決めます。
(エ)は山より少し上の辺りです。(オ)は水平線です。
【青空】Eを画面の上から(ア)、(イ)、(ウ)の所まで、それぞれ1枚ずつ貼り、
3段階の水色のグラデーションを作ります。
次に画面の上から5pくらいの範囲にDの紙を貼ります。
その時、上に青、下に水色が来るように貼ります。
これで青空のブルー系のグラデーションができました。

【茜色の夕焼け】
貼る範囲は(エ)の少し上〜水平線(オ)の1p下あたりまで。
Kの淡い黄色を上にし、(エ)のあたりに薄オレンジが来るようにします。
また、薄オレンジは水平線(オ)を超え1p程度海の方へ
はみ出す様に1枚貼ります。←ここポイント!!
夕焼けの色は、1枚では色が出ませんので、
何枚か重ねて色を出します。特に画面真中のへこんだ山のあたり。

【夕焼雲】
@の染めを意識しながら大胆にちぎります。
空のグラデーションで重なったラインを消す様に上から貼ります。
雪しずく染の効果で雲に夕陽が映っている様に見えますネ。

【海】
Fをちぎり、(オ)の1p程度下から画面下まで1枚貼ります。
また、同じ紙Fを少し下にずらして画面下まで貼ります。
さらに少しずらしてDの水色部分を貼り、
海にもグラデーションを作ります。
次に水平線(オ)から画面の下までAを貼ります。

【山と島】
遠景の山は、Hの染めの淡い所が山の頂上に来るようにし、
鉄筆で切り貼ります。近景の島は、Iを手でちぎります。
水面は、折り曲げるか鉄筆で直線を作ってください。

【大鳥居】
型紙にJを置きエンピツで写します。
写したJをGに重ねホッチキスで動かない様に固定します。
この時、屋根の部分はボルドー色、
足元は赤の染めが来るように配置します。
鳥居は手ではちぎれないので鉄筆の力を借ります。
※分割して取っても良いですが、配色には注意してください。
屋根の周辺と柱の水面近くにはCを貼ります。
それぞれ柱の左部分にLをちぎって貼り、
明るさを出します。水面に映る鳥居の影はBを少々。

 

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。