2019年8月の教材

作品名 作者名 サイズ
芙蓉の花 西野 篤
(高知県)
式紙

上品な色合いでまとまった優美な作品です。
日本画のような優しいタッチで芙蓉の柔らかな花の様子が
丁寧に表現されています。

( 式 紙 )霜降り(薄い灰色)
( 和 紙 )厚紙4種 薄紙6種 落水1種 計11種

( 下準備 )全体を軽く下描きします。花や葉、茎の重なりを
       観察して貼っていく順番を決めておきます。
       花の下にあたる位置に緑系の折染め薄紙を貼りま
       す。

(  花  )淡いピンクの折染め厚紙を花びらの形にちぎり、
       必要に応じて鉄筆で水切りします。その際に強く
       鉄筆を当てない様に、芙蓉の柔らかな花弁を意識
       して毛羽をだします。
       花びらの陰影は濃いピンク系の折染め薄紙と、淡
       いピンクの薄紙を使います。
       中心の白い部分や花びらの白く光りの当たってい
       る部分は、淡いピンクの折染め厚紙の白い部分を
       使います。同じ淡いピンクの折染め厚紙をハサミ
       で細く切り、花びらのスジを作り、貼ります。
       花芯は黄色の落水紙です。

(  茎  )暗い赤と緑の厚紙を鉄筆で切り、貼ります。先端
       の緑の部分は淡い黄緑の薄紙や明るい緑系の格子
       染め厚紙を使います。

(  葉  )青みのグレーと淡いグレーの折染め厚紙をちぎり
       ます。微妙な線は鉄筆を使い、このときも毛羽を
       残すようにしてください。葉脈もこの紙をハサミ
       で細く切ります。緑系の折染め薄紙や濃い緑の薄
       紙、濃いグレーと白の絞り染め薄紙、淡いピンク
       の薄紙で調子を整えます。

(  蕾  )明るい緑系の格子染め厚紙の白い部分を蕾の形に
       ちぎり、蕾をつつむように緑系の折染めの薄紙や
       淡い黄緑の薄紙、明るい緑系の格子染めの厚紙を
       細くちぎり、ひとつひとつガクを作ります。
       淡い黄緑の薄紙で調子を整えます。

 

 

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。