2018年7月の教材

作品名 作者名 サイズ
葛花 温品多美子
(山口県)
式紙

葛(くず)は秋の七草のひとつで、初秋には美しい花が見られます。今回、深い色調
の緑のもみ紙や様々な染めの紫色の和紙を使用し味わいある作品に仕上げました。

〇式紙・・・箔入り【淡い灰紫】
〇和紙・・・厚紙10種、薄紙2種、合計12種類。

(下 図)位置の目安を描きます。

(蔓・葉)緑系5.5匁もみむら染め2種を中心に使用し、
     若葉や細い蔓には黄緑とオレンジ5.5匁絞り入り折染めを使用します。
     蔓は上記の厚紙3種を鉄筆で細く切り貼ります。
     葉は上記の厚紙3種をちぎり貼ります。
     大きい葉は線香で焼くと虫食いの雰囲気が出ます。
     超々極うす紙2種を蔓や葉に重ね貼り調子を整えます。
     三枚ごとに葉の大きさや色をそろえるとそれぞれで統一感が出ます。
     葉脈は葉と色が被らないように上記の厚紙3種より選び鉄筆やハサミで細く切り貼ります。
     
( 花 )紫系の厚紙4種類と赤系の厚紙2種から同じ色がかたまらないように和紙を選び使用します。
     花の房の先端部分はつぼみや咲き始めの花のイメージでより薄い色の和紙を使用します。
     初めに房の先端部分から薄めの色の和紙をちぎり貼ります。
     房が太くなってきたら外側から中心に花びらが重なるように和紙をちぎり貼ります。
     房全体が貼れたら黄色5.5匁をちぎり、
     赤系の花びら付近に貼ります。
     仕上げに、房の先端部分に2種の超々極うす紙のうち黄緑とオレンジのむら染めの黄緑部分を
     ちぎり貼り調子を整えます。            

(立花)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。