2015年4月の教材

作品名 作者名 サイズ
ブランコ 藤原佳子
(岡山県)
式紙

愉しい驚きのある画面構成ですね。ブランコの少女がいる空間と花咲く野山の空間は、角窓をうまく利用して次元の異なる空間になり、不思議な浮遊感を感じる視覚的効果が出ています。

<景色>
* 野原は淡い緑と黄緑2色折染め超極薄紙2種とピンク系大穴落水紙です。

* 山は濃い緑と淡い緑2色折染め極薄紙で。原画(手本)通りにシンプルに描くのもよし、さらにこの紙の淡い色や野原使用の色をちぎって貼り表情を出すのもよし、です。

* 空は白地のままで、空色極薄紙をちぎって所々に貼る。

<少女とブランコ>
下図を作る。白極薄紙でヒモ以外の、少女とブランコを一緒に全ての線を写し、これを5.5匁白に重ねて輪郭線を鉄筆で切り、所定の位置に貼り、下図とする。あとは部分ごと(パーツごと)に貼っていけばよいです。貼る順序も自由にどうぞ。また、写し紙は白極薄紙以外にも薄い紙を適当に利用して下さいね。

*顔と手・・・厚紙肌色で。髪は茶系折染め2種と、淡いピンク系無地極薄紙。目は黒厚紙、鼻は髪使用の茶で、どちらも鉄筆の先で。頬は橙(淡い方)。口は橙(濃淡どちらでもよい)を細くコヨリ状にして輪(ドーナツ状)にする。

*襟元と靴・・・厚紙ピンクと白折染めと、濃いピンク濃淡折染め超極薄紙。靴の底は下図の白をそのまま利用する。

*セーター・・・厚紙絞り染め(ピンクとグレー)に髪使用の淡いピンクを重ねる。

*ジャケット...厚紙赤と、赤と紫格子折染め超極薄紙。縁どりは橙(濃い方)を細いコヨリ状にする。

*ズボン・・・厚紙青と、グレー無地と青紫の超極薄紙2種。

*ブランコ・・・厚紙茶系絞り染めで。板目の方向に気をつけて。髪使用の茶も少しかける。ヒモは、厚紙絞り染め(灰味のピンクと茶)を細くハサミで切る。たわみを付けましょう。
                                  

(純子)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。