2015年4月の教材

作品名 作者名 サイズ
高原の風 飯田香久子
(神奈川県)
SM

きらめくような季節の風や光や香りのすべてが画面から感じられますね。
初心者の方にも易しく取り組めるように配慮してあります。

◯下貼り・・・厚紙のブルー系むら染めを画面全体に一枚貼る。乾いてからポイントになる下図の線を描く。

◯空・・・青系濃淡折染め極薄紙を上方が濃く下方が淡くなるようにして、山の線より少し下くらいまで貼る。

◯野原・・・先に黄緑無地極薄紙を一枚貼り、その上に同じ大きさに黄緑雪しずく染めを一枚貼る。ほぼこのままでいいですが、さらにこれらの紙をちぎって所々に貼って表情を出すこともいいでしょう。

◯山・・・厚紙の青系折染め。全部一緒につなげて鉄筆で切って貼り、灰青系雪しずく染めをちぎって貼り、表情を付ける。

◯池・・・青無地極薄紙を一枚貼る。池の縁どりは、グレーと茶2色折染め超極薄紙。草は濃い緑大穴落水紙と樹の葉用の大穴落水紙(次項参照)。花は黄色と雲使用の白(これは次々項参照)をハサミで細かく刻んで。

◯白樺・・・幹と枝は厚紙の白とグレー系濃淡もみむら染め。葉は雅染め(吹付け染め)春雨落水紙を先に貼り、明るい緑系大穴落水紙2種を貼る。樹影は池の縁どり用で。

◯雲と池に映る雲・・・4匁白と、淡いグレー無地と、淡い黄と紫2色折染め超極薄紙の2種。4匁白は毛羽も出て、また下色の青も透けて、その上に大きさもズラしながらちぎって貼っていくことで、雲のふんわりとしたボリューム感が出ます。池の雲は4匁白は一枚だけで貼り重ねないで、あとは白極薄紙で処理しましょう。
                                

(純子)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。