2014年11月の教材

作品名 作者名 サイズ
夕焼け小焼け 藤原佳子
(岡山県)
式紙

淡い浅葱色から茜色へと、色彩が奏でる音楽のような美しい夕焼けの空が広がります。木立や山並みの逆光の表現と共に、和紙ならではの効果が出ている作品です。

◯式紙  淡い水色です。
◯下図は、この度は、手前の暗い山並みの線のみを描いておきます。

1)まず、茜色無地で。画面下端から9p位のところから、山並みの線より少し下まで水切りして貼る。水きりの線もまっすぐ一直線にしないで、自然なゆるやかな波状にして。
2)オレンジと茜色2色折染め。画面下端から14p位のところから山並みの線の少し下まで、水切りして貼る。オレンジが上方、茜色が下方になるようにして。
3)雲を貼る。白4匁を雲の形にちぎって、さらに少しその上に小さくちぎったものを重ねる。
4)淡いブルーと淡い黄味ピンク2色折染め。画面上端から(2)に少し重なるように水切りして貼る。上方にブルー、下方に黄味ピンクがくるようにして。
5)(1)と(2)で残った紙で、細くちぎって所々に雲の流れを貼る。
6)遠くの山並みを、青紫むら染め典具帖を鉄筆で切って貼る。
7)手前の山並みを、黒を鉄筆で切って貼る。
8)茜色濃淡折染めで。木立の主な線を鉛筆で写し、画面上端から手前の暗い山並みに少しかかるところまで、水切りして貼る。淡い方が上方に、暗い方が下方になるようにして。(この木を写す方法は、作者オリジナルです。便利ですね。)
9)木立を貼る。厚紙の絞り染めと折染めの2種。葉は、雅染め典具帖、春雨落水紙、暗紫超極薄紙。
10)最後に鳥影を貼る。山や木立に使った紙で。2つの大きさを変えたり、色を変えたりすると、遠近感が出せますね。
                                
(純子)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。