2014年6月の教材

作品名 作者名 サイズ
宮崎純子
(本部)
式紙

一滴の雨が山に落ち、ひとすじの流れとなり、時には地に潜り、集まって小川となり、やがて大河へと注ぎ込み、いつしか海に達する。そして、水蒸気となって天に昇り、また一滴の雨となって・・・・。果てしなく巡る水の旅路です。
生きとし生けるものすべての源であり、命を育む水。滝も、いわばその水の旅の過程のひとつですね。ちぎり絵でも多くの方が魅了され、様々な作品が描かれてきました。
この作品は、和紙という素材を出来る限り活かし、最も簡素に描きたいという意図で制作したものです。

◯ 画面全体に一枚大きく、茶系雪しずく染めを貼る。色の変化のあるところを選んで下さい。次に、画面タテ中央と、画面上部を暗くするために、この紙と、グレー系雪しずく染めを貼る。

◯滝は、貼り重ね過ぎないこと。ベースに貼った色を透かして見えるようにして下さい。白超々極薄紙を、適当な長さと幅にちぎって、両手でシュッシュッとしごくと自然にシワが出来ます。これをハケで押さえるように貼ります。次々と、並べるように貼っていき、滝の幅になったらOKです。白雲龍紙の繊維を抜いて、白い線を強調します。

◯樹の枝は、茶系雪しずく染めを、細〜く、こより状にする。葉は、落水紙7種。このうち一番暗い色は、画面上部に、葉の下貼りに使います。

(純子)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。