2014年4月の教材

作品名 作者名 サイズ
新緑の輝き 村田和枝
(新潟県)
4F式紙

透き通る水の青、きらめく木々の緑。命輝く季節が始まります。
北信濃の北竜湖がモチーフで、作者の深い感動が伝わってきます。

◯下図  水平線、砂地、木の幹と枝を描いておく。

◯遠景の森  淡い灰緑と灰青のむら染め典具帖を、水平線より上全体に貼る。式紙左右いっぱいに貼るには寸法が足りません。継ぎ足して貼って下さい。
次に、順々に、青系濃淡むら染め、青緑と淡い緑2色折染めで森を描いていく。水平線近くの暗がりは、小判の濃い青緑2色折染めと、濃い青2色折染めで。ピンクと緑の雅染め(極小判)も少々。なにか花が咲いていますね。

◯水面、砂地、木3本  砂地は、楮黒皮入り未晒紙で。見えている部分と、もう少し先の水に隠れている部分まで貼る。
水面は、長〜い特大判2種を重ねる。下にグレー系濃淡折染め、上に重ねるのが水色と白の雪しずく染め(絞り染め)。ただし、このグレー系濃淡折染めは、水面全体に貼るか、水平線近くは式紙の色をそのまま活かして中程から手前まで貼るか、中程のみ貼るかは、雪しずく染めの染まり方で決めて下さい。雪しずく染めは砂地に少しかかるように水面全体に貼る。次に、明るい緑とブルーの雪しずく染めを、水面の左に主に貼る。
木の幹と枝は、こげ茶落水紙がこの作風にピッタリと馴染みますね。グッドアイデアです。幹の太いところに、黄土色濃淡折染めを少々。同じように、水面に映る木の影を貼る。
あとは、木の影の上や水際に、色をかけていきます。淡い水色2色折染め、クリーム色とピンク2色折染め、クリーム色とくすんだ淡い紫2色折染め、ブルーと黄緑2色染めです。グレー系多色雪しずく染めは、画面左下の方にかけて下さい。小判のブルー系濃淡折染めは、水面の所々に。
木の葉を貼る。初めに春雨落水紙を貼ってから、大穴顔料染め落水紙3種を、葉全体の陰影を考えながら貼っていく

(純子)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。