2013年12月の教材

作品名 作者名 サイズ
四君子 宮崎純子
(本部)
式紙

春・夏・秋・冬、それぞれの季節を代表するものとして、蘭・竹・菊・梅があります。この四つの草木は「君子」の特性とされる徳の高さ、高潔さや気品などを漂わせていることから、「四君子」と名付けて、昔から画題として親しまれてきました。
この度、このモチーフを描くにあたり、丸窓の式紙と組み合わせてみました。バックの「円」という形から、皆様はどんなイメージを重ねて下さるでしょう。

◯竹・・・特別に竹用に、工夫を凝らして染めていただきました。折り山から地色にかけてのぼかし。いいところを選んで下さい。定規を使って長い縦線を、白鉛筆で引きましょう。さらに節も描き、節の膨らみも描き加えて下さい。
鉄筆で切り取りますが、節はあとで貼る時に切り離します。上からしたに向かって、節の部分で少しすき間を空けるようにして、切り離しながら貼っていきます。そして、いくつかの節に、アクセントとして濃い色をちぎって貼って下さい。
葉は、裂くようにちぎって貼って下さい。活き活きとした勢いのある葉になります。

◯梅・・・枝はうす茶濃淡折染めと、緑(菊の葉用)です。花はピンク2色折染め、花心は雅染めの典具帖。

◯菊・・・花は黄色折染め2種、花心は雅染め。葉は大判の緑と茶2色折染め。茎は竹用のぼかしのところで。

◯春蘭・・・葉は竹用と、濃い緑と紫のぼかし入り折染めをハサミで切って。花は明るい黄緑折染めと、ピンクや緑の折染めで。花の中心の濃い紫は葉用の紫を。茎はくすんだ淡い折染め(うす紫、ピンク、緑など)です。

細かな作業ですが、頑張って下さいね。
                                  
(純子)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。