2013年9月の教材

作品名 作者名 サイズ
支えあい(林檎) 矢野伸明
(本部)
SM

下準備…雅染めをA,B,Cそれぞれ鉄筆で切り抜き、貼る。緑系超極薄紙を、窪みとりんごの下1/3に貼っておく。

(図1)


1) 主役 (A)…赤超極薄紙を笹の葉の様な形に細長くちぎり、左右両端5〜6o内側 (あ)の部分に、なるべく重ならない様に貼り埋めて行く。
対して(ア)の部分には、雅染めの模様を消す感じで2〜3枚重ねて貼る。
2) 脇役 (BとC)…@と同じ手順ですが、赤の超極薄紙をオレンジ系に替えて貼ります。※Cに至っては殆ど貼っていません

(図2)


3) (イ)と(ロ)はオレンジ色のりんごが映るのでオレンジ系超極薄紙を、(ハ)と(ニ)には赤色のりんごが映るので赤超極薄紙を、それぞれ貼る。
4) 窪みの陰の部分は、くすんだ緑と赤の格子折染超極薄紙と濃紫系超極薄紙で表現。りんごとりんごが接している所にも同じ紙でほんの少し色を入れる。
5) ヘタの土台は、厚紙絞入り折染めの濃い箇所を、明るい所は、同じく厚紙絞入り折染めの淡い箇所を使用する。淡い箇所がない場合は補助の紙としてベージュと黄緑のむら染極薄紙を入れていますのでそちらを。
切り口は、緑系超極薄紙をチョンとほんの少しちぎって貼り、鉄筆で寄せる
6) りんごに当たる光は、土佐典具帖紙白を下地に貼り、ハイライトの所に10匁白を少し貼る。最後に厚紙緑系折染めを1p幅に切って画面の上下に貼り、りんごの発色を良くします。上にくるラインを折染めの淡い所でとると色の変化が出ます。

※手漉き紙、手染め紙は、厚さや色合いが均一になりにくい場合があります。薄いかなと感じたら貼り重ねる、など工夫して使ってみてください。

(矢野)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。