2012年11月の教材

作品名 作者名 サイズ
干支・巳 高見嘉之・宮崎純子
(本部)
式紙

「良い年が無事送れますように」と願い、縁起の良いものを色々取り入れて完成しました。紅白を意識し「紅壺」「白ヘビ」さらに、「扇面」「青海波」「梅」を組み合わせ、ヘビ嫌いの方もこれならと、うなずくぐらいすごく縁起の良い作品に仕上げましたよ。
紅壺の色合いは、還暦祝いに義父に贈った花瓶の色合いなんですよ、高そうでしょう。

○トレーシングペーパーで必要なパーツの型紙をとります。
○壺・・・赤と黒2色折染めで、壺全体の形・壺の頸・壺の口と鉄筆で切りとり貼ります。壺を貼る際は、蛇の位置を計算して中心よりも少し右側に貼ります。和紙の染分けによって手本と同様の壺にならないこともありますが、模様という解釈で壺をお好きな様にアレンジしてください。次に赤と黒薄紙折染めを壺の縁・頸に貼る。縁には赤色を、頸には黒色で少し影になるよう意識して貼ります。壺の模様として貼っても楽しいですよ。
○ヘビ・・・白の10匁を鉄筆で切り貼る。爬虫類ですので、毛羽をださないように意識しましょう。ヘビの舌は壺で使用した折染めをちぎり、目は小判の黒、黄色2種厚紙を重ね鉄筆で切り、少しずらして貼ります。目の位置にも気をつけ、瞳も忘れずに。模様の梅花落水紙2種を鋏で切り貼ります。この落水紙の金型は、浜田治さんが干支のために手づくりで梅鉢の穴を開けて作製しました。かなり苦労して出来上がった落水紙です。
○飾・・・青海波を扇形になるようにちぎって貼ります。
○付録・・・この付録は篆刻「巳」の文字を使用しております。これを入れることにより画面がぐんと引き立ちますよ。お好みでどうぞ。


(高見)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。