2012年1月の教材

作品名 作者名 サイズ
花咲く野辺 宮崎純子
(本部)
式紙

春を恋う、切ないまでの気持ちを色に託して。初心者の方に最適の風景画です。式紙は主題そのものの色調です。初めに紙を全部並べてみましょう。心の中が春色に染まりましたか。では「春の小川」でも歌いながら、リラックスして自由に、伸び伸びとあなたの春を描いてください。「みんな違って、みんないい」です。

○空    

式紙そのままです。でも少し濃いめの方(かた)があるかも。その場合には、白極薄紙を空全体に貼って、淡くして下さい。

○山    

(ア)三彩染め典具帖を1枚、鉄筆で切って貼るだけです。原画と全く同じにならなくてもよし。それぞれにすてきな色の山になるはずです。

○麓の林  

(ア)と、(イ)虹のような多色染め典具帖の中の青と水色、(ウ)紫むら染め超々極薄紙、(エ)淡いサーモンピンク典具帖で。中央の木々は色を重ねて濃くして下さい。幹は(イ)の青をこより状にしたり、厚紙の絞り染の白っぽい所をハサミで切って。

○野原と小川  

まず雅染め4種を確認しておきましょう。(オ)鮮やかな濃いピンクと灰青染め分け、(カ)淡い緑系、(キ)ピンクと緑の混ざったもの、(ク)落ち着いた濃い赤味ピンク、の4種です。
手前の小川は(ア)の青い部分と(オ)の灰青で。遠くの小川は(カ)をハサミで細く切って。
野原は遠近感を出すよう色と貼り方を変えましょう。遠くは、白極薄紙や淡い色(黄色典具帖2種、(イ)、(エ)、黄色波乗り紙)で、細く小さくちぎったものを貼って下さい。式紙の色も積極的に残すようにして下さい。手前になると(オ)(カ)(キ)、ピンク落水紙(春雨と雲レース)2種、黄色春雨落水紙、(イ)の黄緑などを、おおらかにちぎって貼って下さい。(ウ)も小川や野原にチョコッとかけると、とても素敵な色が出ますよ、思わずうっとり……。

○画面左上から垂れ下がる花

枝は絞り染をハサミで。花は(ク)とピンク春雨落水紙、そしてここにも(ウ)を少々、です。
(純子)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。