2011年11月の教材

作品名 作者名 サイズ
干支・辰 Nice Body 宮崎健二
(本部)
式紙

辰年にちなんでタツノオトシゴをモチーフにします。龍は架空の生物だから難しくて・・
この魚は50種類くらいあるそうですが、今回はイバラタツというのをモデルにしていますので、突起を付けています。面倒な方は付けなくてもよいでしょう。
見本通りに貼る方は<図1>、チョッとはしょる方は<図2>、たくさん貼る方は<図3>の用に分割するとよいでしょう。
いずれもモチーフを分割して色を入れていくやり方です。結構面白いですよ。
式紙は今回の作品用に、特別に作ってもらいました。(少し値段が上がって済みません。)

<図1>の方法(原画と同じ方法)
鉛筆で輪郭線を描きます(トレーシングペーパーを併用されてもいいです)。次に分割線を書き込みます。(ここまでは、<図2>でも<図3>でも同じです。)
大判の赤系の絞り染め2種と、中判の黄色系の絞り染め2種を使います。彩りの気に入ったところを、見本の分割幅に合わせて何本か帯状にちぎり、それをさらに小さくちぎって各分割部分をチョッチョ、チョッチョと埋めていきます。隣と離れても重なっても気にしない。気になるなら後で手を入れましょう。
この時、隣の区画と色の差を作るようにします。主に赤系を使っていますが、黄色系を混ぜてもいいです。
お腹の黄色いところは、育児嚢。目下子育て中。これはオスです。だんだん大きくなって、ナイスボディー!
本体が出来たら突起を入れます。鉄筆のお尻などで押さえ、引っ張る方法です。刷毛先などで三角に整えます。
「画龍点睛」青い目を入れて、まずは出来ました。(目の周りの白は、式紙の白を利用してもよし、紙の白いところを貼ってもよしです。)
仕上げは、丸窓の内側に青・黄・橙の薄紙3色(典具帖2、超極薄紙1)で装飾します。これも鉄筆の先などを使って、引っ張って貼っていきます。これで完成。

<図2>の方法(原画をからチョッと離れた方法)
分割線を例えば<図2>のように入れて、染め紙の気に入ったところを使って貼り込んでいく。トレペを使って分割の形を写して一発で貼ってもよし、貼り繋いでいってもよしです。

<図3>の方法(原画から離れた手っ取り早い方法)
分割線を例えば<図3>のように入れます。染め紙の気に入るところを使って一発で貼るか、貼り繋いでいきます。後は上と同じことです。

皆さん、それぞれに、よい年をお迎えください。
(健二)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。