2011年8月の教材

作品名 作者名 サイズ
ふるさとの山河 角谷幸子
(大阪府)
4F式紙

ブルーと緑を基調とした、清々しく透明感のある色彩でまとめられています。水平線(横の線)を重ねることで、広々とした空間になり、右の立木がそれをグッと引き締めています。

◯軽く鉛筆で下図を描く。
◯空は式紙の色そのままです。
◯遠景の山脈・・・大判で長〜ぃ青色系グラデーション染め2種。淡い方を(A)、濃い方を(B)とする。これよりやや小さい淡い紫系無地を(C)とする。
一番遠くの山は、一番淡い色で。つまり(A)の一番淡いところと白の部分を使います。鉄筆で山の形に切り、貼る。次に(C)を山の形に細く切って貼る。
次々と、だんだん濃い色を貼っていく。(山の形は少々異なっても気にしない、気にしない!)
◯河・・・山のふもとをゆるやかに流れる河。淡い水色と紫と白の絞り染めを適当にちぎって。
◯中景から近景・・・緑系3種(淡い青緑先染め典具帖、青緑超極薄紙、黄緑超極薄紙)。典具帖顔料吹付け染め(雅染め)3種。淡い茶系濃淡折染め機械漉き典具帖(D)。黒味のある紫と灰青2色折染め超々極薄紙(E)。それに山脈使用の3種(A)(B)(C)。
◯木やベンチ・・・左奥の林は、それまでに使った薄い紙で処理し、落水紙を使うとしてもほんのちょっぴりにして下さい(黄緑と緑2色折染め春雨落水紙)。
右の高い木、手前の低い木3本。幹は茶系絞り染めに(D)や(E)を少々。葉は落水紙大小5種(大穴2種、春雨3種)。ベンチは絞り染め2種(河と幹に使用の)で。

「兎追いし彼の山・・・」で始まる唱歌「故郷」は「・・・山は青きふるさと 水は清きふるさと」という詞で終わります。この作品のイメージと重なりますね。皆様それぞれの、心の故郷を描きましょう。
(純)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。