2011年2月の教材

作品名 作者名 サイズ
桃の春 小津野照代
(岡山県)
4F式紙

作者の裏山にある桃の木。折れても、残りの枝でこんなに美しく花を咲かせた、その逞しさに感動され、この作品が生まれました。
「桃太郎の昔話にもあるように、桃の木は生命力が強く、実は縁起の良いもの。空は春の曙をイメージした色です」作者からのメッセージです。
○バックを貼る順序
1)水色のグラデーション染め。式紙自然体に一枚貼る(画面下に濃い色、上に白がくるように)。
2)超特大判うす緑折染め。山の端は水切りして、画面下端までまず一枚。次にもう一枚、山の端を少しずらして下端まで貼る。
3)黄色無地。画面半分弱(左の水色の位置)から下端まで一枚貼る。
以上で下貼り完了。2)をもう少しちぎって遠景に貼る。3)と雅染め2種とむら染め春雨落水紙を、小さくちぎって右奥の中景から近景を貼っていく。雅染めと春雨の色が春の山里を演出します。画面左奥、1)の水色と白を少々。
○桃の幹と枝
大穴落水紙の紫味のグレーむら染め。太い幹はちぎり、細い枝はハサミで。青紫の雅染めも調子付けに使って下さい。いかがですか、趣のある木が描けましたね。
○花
ピンク系春雨落水紙2種と大穴落水紙1種をハサミで細かく切って散らす。ミニ筆が大活躍します。さらに淡い色の春雨落水紙をちぎって適所に貼る。
白の檀紙は二枚に剥がして使う。
葉もお忘れなく、3)の色です。
心が洗われるような、目の覚めるような美しい色の絵です。
(純)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。