2010年6月の教材

作品名 作者名 サイズ
島唄の海 宮良タズ子
(沖縄県)
4F式紙

「沖縄の海をちぎり絵の教材に」。願いが実現しました。
海というモチーフは、よほど工夫しなければ色も構図も単調になります。難しい課題に果敢に挑戦され、実に20作以上の試作を重ねられた末、遂にこの素晴らしい作品が誕生しました。アトリエで拝見した苦闘の跡に、胸が熱く、涙がこぼれました。作者の思いの全てが込められたこの作品を、今、皆様のもとへお届けできることを、私は意義深いことと考えます。

○空  ブルーと白の折染め(細長い大判)を折って、少しずらして二重に貼る。

○砂浜  淡いピンクとベージュの2色折染めを二重に貼る。画面下端から海の中ほど(画面1/3弱くらい)まで。

○海  濃い青の折染めを、細い幅に折って、少しずらして二重に貼る。水平線の左右両端は、ほんの僅かだけカーブを付ける。
さあ、超特大判のブルー(グラデーションに染めてあります)を貼っていきましょう。
1枚、2枚と、次々に大きさをずらしながら重ねていきます。遠くから手前へと、色の段差を付けるようにして。淡い緑の超々極薄紙の色が入ると、ほら、珊瑚礁の色になりますね。波のラインや泡は、落水紙4種(新落水紙白とブルー系雪しずく染め2種、春雨白)。波打ち際の曲線は、ハケの先で処理するとうまくいきます。

○貝殻  雅染め3種。砂浜のピンクを少々、貝殻の下と波打ち際に貼って下さい。
(純)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。