2010年5月の教材

作品名 作者名 サイズ
香る刻(ばら) 中林藤子
(千葉県)
4F式紙

しっかりと対象を見つめ、ひとつひとつ丁寧に描かれた、写実的なばらを勉強しましょう。

○花びん  トレペで型をとる。10匁白に雅染めを重ねる。

○花のポイント  原則として手でちぎること。必要なところのみ、鉄筆(ハサミ)で、すっきりとした線を出す。花びらもつぼみも、染めの白い部分を活かして、花びらの縁側にその白がくるようにするとメリハリがききます。花の陰影に使う超極薄紙で、一輪毎に、花全体の輪郭線を白鉛筆で写し鉄筆で切って、貼って目安にする、という方法もなさっていいですよ。

○中央の紫の花2輪  厚紙の紫折染めで。重なる部分を考慮して大きめにちぎる。外側から中心へ、奥から手前へと貼っていく。白を強調するところは、この紙の白い部分を鉄筆で切って乗せる、また白超極薄紙もちぎって必要なところに少し貼って下さい。暗いところ(陰)、花の巻きの中心には赤紫濃淡折染め超極薄紙を。

○ピンクの花  厚紙の折染め2種。中心の花びらには濃い方を、外側の花びらには淡い方を使う。淡い紫濃淡折染めを一番濃いところ(陰)に少々乗せる。この紙はテーブル面にも使います。

○葉・茎・萼  厚紙の緑系折染め3種。緑系濃淡折染め超極薄紙は葉に少々、あとは葉と葉の間の空間に所々貼ってみて下さい。ふんわりと空気感が出ます。

○完成です。お疲れさま。素敵なばらが描けましたね。これで、あなたも「ばら」に自信がつきましたよ。
(純)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。