2009年12月の教材

作品名 作者名 サイズ
春近し 大谷品子
(米子水星会)
SM

「春よ来い、早く来い」。誰の心の中にもある気持ちですね。そんな思いを込めて描かれた作品です。モチーフになったのは、亀井主宰のこよなく愛したふるさとの山。
皆様は少し形を変えて、それぞれのふるさとの、心の山を描かれたらどうでしょう。とても早く、しかも簡単に貼れますので、初心者の方にも是非、オススメです。

○空は、はんなりと春色を含んだ、三彩染めの土佐典具帖。

○山は、紺色厚紙と、同型の青系超極薄紙。超極薄紙で山の形を写して鉄筆で切り、一緒に貼る。稜線や雪は、ブルー濃淡折染め超極薄紙、薄茶2色折染め超極薄紙、白3種(10匁、典具帖、超極薄紙)です。10匁は、さき剥ぎをして使うといいですよ。

○野原・田畑は、絞り染め(雪しずく染め)極薄紙をベースに貼って、その上に薄葉紙やあやとり紙を貼っていく。このうち、くすんだ濃い黄緑系2色折染めは、山の麓の林にも使う。濃い灰赤系2色折染め薄典具は、いちばん手前に少々。いい色です。

○麓の林・建物は、上記の林を貼って、同色の大穴落水紙も少々、所々に。アミ目落水紙2種は、建物になります。

この作品を貼るとき、「寸毫も違わぬように」なんて思わないで!! おおらかに、おおまかに、おおよそこんな雰囲気が出せたらいいわ、と気軽に描いてくださいね。
その方が、この作風に合いますから。
(純)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。