2009年11月の教材

作品名 作者名 サイズ
干支・寅 がんぴ舎企画室 式紙

純真な眼差しの向こうに見える世界。良き未来へとなるように願いながら、子トラを貼りましょう。

○トレーシングペーパーで型紙を作る。子トラ全体を一枚。頭(顔と両耳)だけを一枚。他に白い部分(足・口・耳)。

○楮黒革入り出雲民芸紙で、まず全体の形を鉄筆・水切りして貼る。次に頭を重ねる。
頭の部分が二重になり、色が強くなることで自然に頭が前へ出てくる感じになりますね。

○黒の土佐典具帖で縞模様を付けていきます。二重に折り、細くちぎり取り、カーブさせながら貼っていって下さい。楽にこの縞が出来て、面白い作業となりますよ。このとき、指は乾いた状態でなさって下さい。(乾いたタオルで拭きながら。)

○耳・足・口に白(10匁)を貼る。黄土色の薄典具で首・腹・後足の陰影を付ける。

○耳と口に赤典具帖を貼る。適当にちぎって耳に重ねる。口は二重に折ってちぎり、刷毛や鉄筆で形を整えましょう。

○目は丸い白の上に、黒の典具帖を二重にしてちぎったものを、指で少し円にしながら貼って、鉄筆で形を整える。あるいは、二重にして丸く鉄筆で切って貼る。どちらでも。白の光の点を鉄筆の先で付けて、空色を少々(幼子の澄んだ瞳をこれで表現します。干支の教材で長年お世話になった和仁直子先生に教わりましたね。)鼻は、くすんだ緑と紫味赤の折染め。歯は、鉄筆で。ひげは、この形にちぎって、毛先の切り込みを鉄筆で入れる。

この原画には、敢えて画印(落款)やサインを入れないで、「寅」の印を押しました。印があると絵としてビシッと決まりますね。皆様も文具売り場で手に入れば、どうぞ!
(純子)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。