2008年12月の教材

作品名 作者名 サイズ
お正月 宮崎純子
(本部)
式紙
いにしえから親しまれてきた玩具。ちぎり絵で描きたいモチーフです。この独楽と羽根は、静岡の町で買い求めたものです。羽根に使う和紙。青谷の池原和樹氏の抄紙で、折染めには初挑戦です。デリケートなぼかし(にじみ)を出す、という課題のために、原紙の原料も吟味され、染料も特殊な、おそらくこの業界では初めての染料を試されました。
原紙の原料は土佐の赤楮という最高品質のもの。ぼかし(にじみ)や色落ち(色の移行)など、難題を試行錯誤されて半年間。とうとう、ご覧のようなすてきな紙が生まれました。池原氏はもともと金沢大学工学部ご出身 の学究肌の方。ハードルが高ければ高いほど、彼の研究者魂に火がついたのでしょう。
<独楽>
トレーシングペーパーで、全体の型と、パーツ毎の型をとる。楮黒皮入り未晒しで、全体の形をとって貼る。その上に、パーツ毎の紙を貼っていく。赤と緑と紫の細い線は、蛇腹に折り畳んでハサミで切ったものを、楕円状に貼る。
<羽根>
黒い玉は鉄筆で。羽根はちぎって毛羽を出し、ハサミでさらに切り込みを入れる。根元をくくってある糸は、楮黒皮入り未晒しを小さくちぎって下さい。
(純)
この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。