2008年11月の教材

作品名 作者名 サイズ
春遠からじ 竹原閑江
(岡山サークル)
4F式紙

冬来たりなば、春遠からじ。亀井主宰も好んでいた言葉で、この題名の作品も描いています。
厳しい自然の中で生き抜く人々の心を、作者は、温かい眼差しで描いておられます。

○うなぎの寝床のような長〜い紙4種。ブルー系極薄紙は重ねて空にします。白4匁と5.5匁の、5.5匁の方は山と屋根に、4匁は雪原に。

○山は、5.5匁白1枚で、山全体を貼る。稜線の表情は、超極薄紙3種(大判の灰青と、淡いグレー系2種)、白薄典具。ハイライト(山のてっぺん)に4匁を少々。

○森は、山に使った灰青を全体にちぎって貼り、ベースにする。次に、濃い色3種を貼り重ねて、森の深みを出していく。木々の幹は雲龍紙と絞り染め(細くハサミで切る)。葉はくすんだ黄緑系とベージュ系極薄紙2種と、春雨落水紙2種。

○家は、5.5匁白を二重にして屋根を(陰影を付けて)。壁、窓、戸などの部分は絞り染めを、縞模様に直角に細く帯状に切ったものを一枚貼る。これだけでも、それらしい効果が出ます。さらに色を少々加えましょう。

○雪原は、4匁白と、クリーム色や淡いブルー極薄紙、白薄典具でおおまかに描きます。草とふきのとうを描けば完成です。
(純)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。