2008年8月の教材

作品名 作者名 サイズ
水辺の秋 小津野照代
(白藤会)
式紙

風景を、その時の感動をゆっくり醸して、自分らしい色で描きたい・・・原作者の追求しておられる課題です。
さてこの作品、強く鮮やかな色は避けて、穏やかで優しい色調の秋になりました。画面上下にシックな同色を配し、中景にテーマ色をもってくる構成も効果的です。

○空と水面
ブルーグレーむら染め極薄紙を水切りして貼る。

○水辺の土
楮黒皮入り顔料染め。

○森
まず、ピンク系三彩染め(大判)、灰味ベージュ落水紙(大判)を水切りして貼る。
あとは、緑系三彩染め(大判)、紫系落水紙、黄濃淡落水紙(大判)。そして淡い灰緑超極薄紙。この色は色をコントロールするのにとてもいい。ピンク濃淡折染め超極薄紙もポイントに。

○水辺の土、水面
緑系や青系、白の超極薄紙4種。上記使用の紙も適宜に。濃い黄濃淡落水紙は、水辺の土の方に使う。

○木立
右の背の高い木は、厚紙の紫系絞り染めで、これを斜めにハサミを入れると面白い。
葉は紫系大穴落水紙(顔料+ドーサ染め)と、緑系むら染め新落水紙。典具帖雅染め2種の緑系は森の木に、紫系は水面の木の影に。
(純)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。