2008年2月の教材

作品名 作者名 サイズ
水面の春 加藤久子
(鳥取サークル)
4F式紙
誰もが憧れる桜の風景。今回は、繊細なタッチと優しい色調の風景を得意とする原作者から学びましょう。
○まず下図と下色おおまかに下図を描き、画面全体に一枚、水色系濃淡超極薄紙を貼る。(超特大判2種のうち、明るく感じる方です。もう1種は水面に使います。)
○遠景の山と左右の土手
山は青味の緑系むら染め超極薄紙(大判長方形)で、土手の右際まで貼ります。山はこの色をさらにちぎって重ね、色を調節します。
右土手は、緑系むら染め(大判長方形)で、まず一枚貼って、その上に緑系折染めとむら染め3種(中判長方形)をちぎり重ねます。
左の土手は、厚紙のむら染めに2種の雪しずく染め。上記の緑系も加えて。
○水面
樹の影は、緑系超極薄紙3種(大判正方形)。左の影は、青味の折染めをまず画面下端まで水切りして貼り、その上に、ひとまわり小さくむら染めを水切りして貼る。
右の影は、上記のように貼り、残りの折染め1種をさらに小さく水際近くに貼る。
その上で、さらに上記3種をちぎったものを貼りながら、影全体の調子を整える。桜の影も加える。ピンク系4種です。(淡いピンクは、空や山にも加えましょう。)
以上が終わったら、超特大判の水色系濃淡折染め超極薄紙を水面全体に貼って、この色の残りで水面手前にさらに貼り重ねましょう。
○桜
ピンク系落水紙6種(手漉き大穴1種、機械漉き薄典具3種、手漉き春雨2種)と、白春雨落水紙で。遠くから手前へと、遠近感を出すために、使う種類や色を考えて。
最後に水面に花吹雪を散らしましょう。白い極薄紙は空にも使って下さい。
(純)
この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。