2005年6月の教材

作品名 作者名 サイズ
萌黄色の季節 高橋悦子
(山口サークル)
式紙
上高地にようやく訪れた萌黄色の季節。フレッシュな緑のシャワーを浴びて、若返るような気分にさせてくれる作品ですね。初心の方にもお勧めです。
1.まず、構図のそれぞれの位置を鉛筆で確認しておきます。
2.さて、空と水面用の土佐夢幻染めをご覧下さい。この紙は顔料染めで、どうさを散らした部分は白くなっています。空に使います(A)。どうさを散らしてない、緑がかった部分は水面に使います(B)。
(A)の白のある部分を水切りで切って一枚、空の所に貼る。そして(A)の残りの部分をちぎって、表も裏も両方の色を使いながら貼っていき、空の青や雲の形を調節していきます。いかがでしょう? 素敵な空になりましたね。
(B)を水切りして、水面の部分に貼る。
3.山と樹々の緑
因州もみむら染め(淡い緑味の灰色系)を鉄筆と水切りで一枚全体に貼る。中程より水際まで濃緑もみむら染めを鉄筆と水切りで貼る。
4.手前の砂地
因州黄土色系もみむら染めを水切りで。
5.山と樹々の葉の緑の表情を付けていきます。手前の木は絞り染めをハサミで切ってください。
落水紙は、美濃春雨淡緑2種、黄緑1種。美濃雲レース1種(なんて鮮やかな色でしょう)。土佐薄典具落水紙でオリーブ色と黄緑2色折染め1種と藤色1種。
そして土佐大穴落水紙夢幻染め。この染めのどうさ部分の白が、あたかも白い花が咲いているかのような効果を出します。
薄紙は、土佐典具帖1種(エメラルドグリーン)、因州超極薄紙緑系濃淡折染め1種。
超極薄紙黄色濃淡折染め1種。そして白の極薄紙で、これは手前の木や山肌の補充に使って下さい。
(純)
この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。