2005年4月の教材

作品名 作者名 サイズ
湿原幻想 縄田道代
(山口サークル)
4F式紙
1.バック(空と森)
まず紫系濃淡染め典具帖(長い特大判)を森の部分全体に、水切りして一枚貼っておく。次に、バック全部にブルー系極薄紙(長い特大判)を一枚かける。
2.湿原
水たまりの奥と手前と分けて貼る。黄緑濃淡極薄紙(長い特大判)。奥は主に濃い色を一枚、水切りして貼る。手前は、濃い色が上に、淡い色が下になるように、やはり水切りして一枚貼る。
3.以上で下色を描く工程は終わりです。ここで、サーモンピンク系と灰色との2色染め土佐薄典具(機械漉き)について。この紙は、湿原にも森にも共通して使います。特に水溜まりより手前では、少し大きくちぎって貼ります。
4.再びバックの森
森の底にあたる部分に、濃い紫の極薄紙を貼る(この紙の群青色は水溜まりに使う)。
1.のブルー、3.の色、クリーム色の土佐薄典具、灰青と、灰茶と黄緑のむら染め超極薄紙3種で。ちぎって重ねながら、全体がふんわりと淡い色調になるように描いていく。
5.湿原
2.の色、これよりやや濃い濃淡折染め極薄紙、3.の色で描き込んでいく。絞り染めも必要に応じて少々。
6.水溜まり
1.のブルーと、群青色で。
7.立木
土佐夢幻染め大穴落水紙。白楮紙(3匁)で裏打ち(貼り合わせて)をして強度を高める、という手法を作者から教わりました。表裏に発色の差があれば、どちらも使いたいので、半分ずつ裏打ちしてください。乾いてからハサミで切っていきます。
8.水芭蕉
白楮紙(10匁)、因州佐治紙緑系折染め2種、土佐顔料染め大穴落水紙で。黄色の部分は水芭蕉の花に使って下さい。遠くの水芭蕉は白の土佐薄典具落水紙です。
(純)
この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。