2004年11月の教材

作品名 作者名 サイズ
干支・酉 和仁直子
(岡山サークル)
式紙
干支を教材として勉強し始めて24年、ちょうどこの酉で干支が2回りしたことになります。
この間お一人で原画を提供し続けてくださったのが、和仁直子さん。いつも卓抜した発想の絵柄と面白い和紙の使い方で、楽しませていただきました。
ご本人は「和紙と遊びながら、いつも夢を描いてきましたよ」とおっしゃっていますが、どんなにかご苦労ご苦心がおありだったことと思います。
あらためて、和仁直子さんに敬意と感謝を申し上げましょう。
○トレーシングペーパーで、胴・羽・鶏冠など、必要なパーツの型紙をつくる。
○土佐の雅染め(顔料吹き付け染め)2種。淡い色(大判)は胴に、濃い色(中判)は尾羽に。胴用の原紙は機械漉き、尾羽用は手漉きです。色の染まり方や和紙の繊維の毛羽の出方で、原紙を変えています。
○胴は、裏面(白っぽい面)を使います。鉄筆で。
○尾羽は、表面(濃い色の面)を使います。鉄筆で、さらに水切り。毛羽を出す。
○胴と尾羽のつなぎ目の辺りは、胴用の表面(濃い方)と、尾羽用の裏面(淡い方)を使って、グラデーションを付けます。さらに、胴の下部の陰に、因州超極薄紙2種(紫系と緑系)を使います。
○藁。新作の「あやとり紙」で。雲龍紙とはまたひと味違う、いい効果が出ます。嬉しいことに、この紙は無駄になるところがなく、すべて使えます。
○鶏冠、嘴、目と描いていきます。
(純)
この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。