2003年11月の教材

作品名 作者名 サイズ
からたちの花 太田久子
(松江サークル)
式紙
抒情漂う気品ある作品ですね。
からたちは中国原産のミカン科の落葉低木。唐から渡来した柑橘だから「唐橘(からたち)」と名付けられたとか。
一昔前には近所の生け垣などによく見かけたものです。日本歌曲の名作「からたちの花」と共に、私たちの郷愁を誘います。詞は北原白秋、曲は山田耕筰で6番まであります。1.2番はよく覚えていますが、5番はご存じでしたか?
  1. からたちの花が咲いたよ。
    白い白い花が咲いたよ。
  2. からたちのとげはいたいよ。
    青い青い針のとげだよ。
5番は、こんな詞です。
  5. からたちのそばで泣いたよ。
    みんなみんなやさしかったよ。
<貼り方例>
1. 中心になる3本の枝とトゲは、厚紙の青緑系濃淡折染め因州紙です。ちぎる、鉄筆、ハサミ、取り混ぜて。
枝のふくらみ、トゲの付け根のふくらみ等、よく見てください。そして因州かげろう各色で、明暗や表情を付けていきます。
その他の枝は、上記かげろうをハサミか鉄筆で。これを描くことで、画面に空間の奥行きが出てきます。
2. 同様に花も、厚さの異なる白の因州楮紙(10匁、5.5匁、3匁)を使い分け、その発色の差を生かして、花による空間の奥行きを表現していきます。
3. 土佐うす典具落水紙は、仕上げに画面の所々にふんわりと置いてください。 
(純)
この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。