2003年10月の教材

作品名 作者名 サイズ
春雪 黒谷 じゅん
(鶴岡わかばサークル)
SM

山形県鶴岡市内にある鶴岡公園の一角がモチーフで、昔はここにお城がありました。堀の石垣がその面影を遺しています。春には桜が美しいところです。この鶴岡は、映画「たそがれ清兵衛」の舞台でもあり、原作者の藤沢周平の故郷でもあります。
<貼り方例>
1. 画面上から1/2位まで、灰青濃淡折染めかげろう(大判)の濃い方を上に、淡い方を下になるように貼る。
2. この淡い部分に少し重なるようにして、クリーム色とピンク2色折染めの薄典具(大判)のクリーム色を、石垣まで貼る。
3. 石垣から画面下まで、紺色厚手の因州紙を貼る。
4. 石垣を貼る。美濃落水紙で「綸子(りんず)」という日本の伝統的な文様です。
5. 石垣と堀の水面に、白のかげろうを貼る。
6. 画面上方の左右に、くすんだ緑系春雨落水紙を貼る。これは常緑樹(杉や松などの)です
7. 桜の樹を貼る。雲龍紙2種類を、奥行きを出すために使い分けるといいでしょう。手前2本は濃茶で、中4本は緑味の茶色で、奥4本(根元あたりが見えています)は灰色で、という具合に。繊維は無視して、幹はハサミか鉄筆で、枝はハサミで切ってもよろしいです。(もちろん繊維を抜いて使うのもOKです。)
8. 雪の花を咲かせましょう。白い美濃春雨落水紙で。白かげろう、ピンク薄典具も少々。
9. 低い植え込みは、典具帖顔料吹き付け染め、その手前の積もった雪は檀紙や白厚紙(3匁)で。
10. 淡い水色濃淡かげろうは、林の奥や堀の水面などに。堀にはクリーム色薄典具や落水紙なども使って下さい。石垣の元には、青緑かげろうを少々。    (純)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。