2003年9月の教材

作品名 作者名 サイズ
石蕗 奥迫サナエ
(福山サークル)
式紙
花に対して葉の色調がうまく整えられていますね。
往々にして、葉の色調を強く(濃く)してしまい、花より葉の方が目立ちすぎる絵になりがちですが、この作品では、この点がうまく考慮してあります。このように、色調(トーン)を整えるということの大切さを、この作品で勉強しましょう。
もちろんバック(式紙)との関係も、同時によく考えてみてください。
花……因州黄色系折染め機械漉き5種。
一輪一輪の形をひとつの円として捉えることが必要です。見える角度によってその円が異なってきます。そのとき中心はどこにあるでしょう。そして花びら一枚一枚はどんな形で、どんな長さでしょう。そういうことをよく見て下さい。
さらに、花をきれいに仕上げるには、花びらひとつひとつの元の辺りの切れ込みや線をすっきりとする、また、花びらの先は十分に毛羽を出す、という具合です。
葉……因州灰青濃淡折染め1種(厚紙大判)。その他に、バックや葉の微妙な色付け用として、極薄紙が8種。内訳は、因州極薄紙(かげろう)大判1種、中判3種、小判2種。土佐極薄紙(うす典具)と紫系むら染め1種(中判)と灰緑とベージュ2色折染め1種(中判)。
茎……因州青系折染め(厚紙)1種。
(純)
この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。