2003年4月の教材

作品名 作者名 サイズ
ひとり静か(うこん桜) 服部朝子
(鶴岡若葉サークル)
式紙

ソメイヨシノより少し遅く開花期を迎えるこのうこん桜(鬱金桜)は、その花の色に特徴があります。
> 花の色は淡い黄緑で、一番外側の花びらの外面は淡紅色を帯びています。また、花と葉は同時に出ます。
> そこで、花の咲く頃は、樹全体が黄緑のなかに淡紅色が漂うような色合いとなり、まさしく「はんなり」とした、何ともいえない美しさを醸し出しているそうです。
> 「ひとり静か」の題名のごとく、一筋の命をまっすぐに生きている一本のうこん桜の静かな佇まいは、作者のお姿そのものであると、私は感じています。
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> <貼り方例>
> 1. バック(地面と背景)は、緑系折染めかげろう3種(大判)と、緑系無地かげろう3種で主に貼ります。このうち青味がかった大判のかげろうは、背面左右に主に使います。
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> 2. 幹と枝は絞り染めで。根元の方は手でちぎり、枝の方はハサミですっきりと。(茶系のかげろうは必要に応じて使う)
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> 3. 花は、土佐大穴顔料染め落水紙3種と、美濃落水紙春雨先染め2種(白に近い緑2種)。それに淡い暖色系のかげろう3種を加え、さらに厚手の土佐折染め紙をハサミで切って散らします。この大きさの短冊が、この作品の面白い効果を出していますね。

(純)

この作品はちぎり絵サークルの教材として特に作者から提供されたものであります。したがってこの作品を模作・複製して発表したり、販売したりすることは著作権の侵害になりますのでご遠慮ください。