各地のイベント

安部栄四郎記念館 シンポジウム
「残った紙から残る紙へのメッセージ」 2001.11.16.〜11.17
安部栄四郎生誕100年記念行事の一環として開催。和紙の未来を議論。
コーディネーターとして柳橋真金沢美術工芸大学教授、パネラーとして国の重要無形文化財越前生漉奉書認定保持者九代岩野市兵衛氏、国の重要無形文化財石州半紙技術者会会長久保田保一氏、島根県指定無形文化財雁皮紙認定保持者安部信一郎氏のお三方。
翌日には、上記お三方による「正倉院の紙」復元と題した紙漉の実演が披露された。
人間国宝をはじめとする技術保持者が並んで紙を漉くという光景は、壮観な見せ場となった。
またこの日の朝、手すき和紙伝習所に新築された原料処理用の釜と、乾燥機の炉に、地元の神主さんの祝詞の後、火入れの儀式が行われ稼働することになった。

(左から、柳橋教授、岩野氏、久保田氏、安部氏)

伝習所 火入れの様子


左 雁皮紙を漉く久保田保一氏
右 楮紙を漉く岩野市兵衛氏

久保田保一氏

岩野市兵衛氏

安部信一郎氏